片岡 宏誌– Author –
片岡 宏誌
様々な方の協力を得て、2023年10月に個人ホームページを開設することができました。
研究や自然について、サイエンティフィックなだけではなく、人間味あふれるエピソードを交えて紹介していくつもりです。
また、教育や時事問題についても個人的な意見を述べていきたいと思います。
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アラタ体抑制ホルモン、アラトスタチン(allatostatin、AS)
アラトトロピン(AT)の同定は、幼若ホルモンの生合成を調節する最初のペプチドホルモンの発見ということで、昆虫内分泌学ではかなりセンセーショナルな話題になった。たぶん私の名前がこの業界で一気に有名になった瞬間だと思う。しかし、生物活性を調...研究 -
アラタ体刺激ホルモン、アラトトロピン(allatotropin、AT)
Zoecon社への留学は当初2年間と考えていた。うまく研究が進まなかった場合は帰国して、20代のうちに就職しようと思っていたからである。幸い、一年と少しで課せられていた2つのペプチドホルモン、羽化ホルモン(EH)と利尿ホルモン(DH)の構造を明らか...研究 -
マイナンバーの将来に期待する
保険証、年金、銀行口座とマイナンバーの紐付けが間違っていることがあり、マイナンバーカードを返上する人がいるとマスコミが騒いでいた。また、国に個人情報を一括管理されることに不安を訴えるワイドショーのコメンテーターもいた。一方で、デジタル...その他 -
ボンビキシン(bombyxin)(2)
「ボンビキシンの発見」に引き続いて、その後の研究について裏話を紹介したい。 ボンビキシン単離後、その生物活性を様々な方法で調べると、エリサンに対しては確かにPTTHとして機能するのである。ボンビキシンは、エリサン前胸腺からのエクジソン分泌...研究 -
ボンビキシン(bombyxin)(1)
無脊椎動物から初めて発見されたインスリンとして、ボンビキシンはこの業界では有名なのだが、「ボンビキシンの発見」については意外と知られていないことから、その研究裏話を2話に分けて紹介したい。ショウジョウバエのILP(insulin like peptide)が...研究 -
平等と公平、そして公共性
最近気になっていることに、平等を主張する学生がやたら増えてきたことだ。自分に不利益なことが起こると必ず平等な対応を要求する。私は「公平である必要はあるが、平等である必要はない」と考えている。課せられた義務は果たさなくても、権利だけは平...その他