昨年度の税収が予想以上になったため、増収分を国民に還元しようと、減税、給付金と騒いでいる。本当にそれで良いのか?
国の財政状態を考えると、この際、借金(国債費)を返すのが先決ではないか? 借金がある人が、臨時でお金が入ったら「さあ、臨時ボーナスが入ったから外食に出かけよう」とは考えないだろう。借金を返して翌日からの利息軽減を考えるのではないか? もしかしたら「外食に出かけよう」と言う人が多いのかもしれない。だから借金することになったのかもしれない。
政治家たるもの、どうして目先の利益(国民の人気取り)に走るのか? 減税や給付金が、本当に経済活性化に繋がるのか? どうすることがこの国の将来にためになるか? 真剣に考えてもらいたい。
自分たちの世代だけが借金しても楽しい生活をして、その借金の返済は子や孫の世代に負わせようというのか? いや、もしかしたら、借金は将来ずっとこのまま塩漬けにして、子や孫にも(さらに子々孫々まで)払わせないつもりなのかもしれない。