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リハビリを経験して

 2021年1月2日の早朝に「小脳梗塞」を発症し、救急車で病院に運ばれた。1ヶ月の入院、3ヶ月のリハビリ通院で気づいたことがある。

 私の経験から「元の健康な状態に戻りたい」と焦るのではなく、「できることを少しずつ増やしていこう」と考える方が楽な気がした。

 具体的には、最初はベッドで寝たままから寝返りをうち、ベッドに腰掛け、両足で立ち上がり、車椅子に乗り、歩行器を使って歩き、壁に手を添えて歩行し、最終的には杖を使って廊下の中央を歩くことができるようになった。この過程は、まるで赤ん坊が寝返りからはいはい、立ち上がり、ついに二足歩行を覚える過程と似ていると感じた。

 体が不自由になっても、新しい自分に生まれ変わったつもりで、できることをひとつずつ増やす気持ちでリハビリに励んではどうだろうか。ただ、最近の私はリハビリの効果と年齢による衰えの微妙なバランスの上に立っており、できなくなったことが少しずつ増えているような気もしている。転んで骨折などしないように、日々注意を払って生活している。

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記事の執筆者と略歴

この記事の執筆者

片岡宏誌のホームページ 片岡 宏誌 農学博士
                                               
1981年 東京大学 農学部 農芸化学科 卒業
1983年東京大学 大学院農学系研究科 農芸化学専攻 修士課程 修了
1986年東京大学 大学院農学系研究科 農芸化学専攻 博士課程 修了(農学博士)
1986年 Sandoz Crop Protection 社 Zoecon Research Institute(アメリカ・カリフォルニア州)ポストドクトラルフェロー
1988年 日本学術振興会 特別研究員(東京大学)
1988年 東京大学 農学部 助手
1994年 東京大学 農学部 助教授
1999年 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授
2024年 東京大学 定年退職

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