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メーリングリストによるメール配信

 ここ数年、自分に関係ないメールが数多く舞い込むようになった。他の仕事に集中したい時に、ひっきりなしに鳴るコンピュータのメール受信音はこの上なく不快で、緊急の要件かもしれないと思い、受信簿を確認することになる。それらのメールの多くはメーリングリストを使って送られてきており、関係するのは数人だと思うが、登録されているのは数100名というメーリングリストがよく利用されている。このメーリングリスト宛のメールを迷惑メールに分類しようかと思ったが、ごくまれに重要なメールが送られてくるメーリングリストなので躊躇した。
 このホームページのエンジニアでもある息子に相談したところ、彼も毎日大量のメールが送られてくるが、その中から重要なメールを短時間で探し出すことも、その人の能力であると諭された。さらに、メイラーを使って不必要なメールをうまく振り分けて、受信簿以外のホルダーに直接収納させることを勧められた。重要なメールが紛れ込むかもしれないと不安になったが、意外に問題なさそうで助かっている。早くそうすれば良かった。

 世の中、いつから関係ない人にまでメールでお知らせを届けるようになったのだろうか? TVのコマーシャルと同じなのか? メールは無料だからだろうか? グループLINEのように、見るだけで返信しない人が多数いるのが当然だからか?
 昔は封書で届いていたものが、一時期FAXの一斉送信に替わり、今はメールの一斉送信になったような気がする。メーリングリストを利用するだけでなく、個人的にアドレスをまとめてBCC:で送ることもよくやられる。受信者に他人のアドレスが分からないようにとの配慮だが、一体誰に(何人に)送っているのだろうと思うことがある。
 どうして送信者は勝手にメールを送って、受信者側が必要かどうかを判断しなければならないのか? 送信者は送信漏れを防ぐために、必要な人を網羅している大きなメーリングリストに送信する。確かに送信漏れはなくなるかもしれないが、数多くのメールに紛れて必要な人にも読まれない可能性が高くなる気がする。そのような場合でも、送信者に責任がなく、受信者の確認ミスということになる。また、この類いのメールの最初には「該当しない場合はお捨て置きください。」などという一文が付いている。

 もうひとつ、まだ手続きができない依頼メールが送られてくることも多い。できればその場で処理して、メールを消去(アーカイブ化)しておきたいのだが、それが許されない。かくして受信簿にメールがたまることになり、そのまま手続きを忘れて間に合わなくなる。どうして受信者の都合(処理するタイミング)も考えて送信してくれないのだろう。他の人は、私と同じような不満を持たないのか不思議だ。
 私は4ヶ月前に大学事務のひとりに上記内容のクレームメールを送った。いろいろと反論され、改善には時間がかかるとの返信をもらったが、未だ改善されているとは思えない。自己防衛策はとったし、もう重要な連絡もなさそうなので、もうどうでもいいか。

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記事の執筆者と略歴

この記事の執筆者

片岡宏誌のホームページ 片岡 宏誌 農学博士
                                               
1981年 東京大学 農学部 農芸化学科 卒業
1983年東京大学 大学院農学系研究科 農芸化学専攻 修士課程 修了
1986年東京大学 大学院農学系研究科 農芸化学専攻 博士課程 修了(農学博士)
1986年 Sandoz Crop Protection 社 Zoecon Research Institute(アメリカ・カリフォルニア州)ポストドクトラルフェロー
1988年 日本学術振興会 特別研究員(東京大学)
1988年 東京大学 農学部 助手
1994年 東京大学 農学部 助教授
1999年 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授
2024年 東京大学 定年退職

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