行ったこともないのに突然「爪木崎の水仙」を見たくなった。ネット検索すると1月で水仙まつりは終了していたが、河津桜の良い季節と分かり、このホームページの編集者兼エンジニアである二男を誘って、2024年2月9日~10日に伊豆に出かけた。河津桜だけではなく、菜の花もきれいだった。爪木崎の水仙も盛りは過ぎていたが、まだそれなりに楽しむことができた。海を向こうに見ながら手前に水仙の花壇が見える景色に感動した。穏やかな陽気で、ベンチに腰掛けていると本当に気持ち良く心が洗われた。
伊豆は東京からほどよい距離で温泉もあることから、研究室旅行や家族旅行で何度か訪れたことがある。ただこの時期は大学が「学位審査」や「年度末用務」で忙しく、水仙を見ることも河津桜を見ることもかなわなかった(考えもしなかった)。
天城峠では、先日の雪が道の両脇に残っていたが、ドライブには支障がなかった。そういえば、その昔「イノシシ村」が天城峠にあったのを思い出した。イノシシを訓練して輪くぐりなどの芸当を教え込み、観光客に見せていた。今は「イノシシ注意」の道路標識が天城峠の近くにあった。また、「しし鍋屋」の看板を何件か見かけた。時代は変わる。
行きの沼津では、TVで何度か見た「さわやか」の「げんこつハンバーグ」を堪能した。私は大食漢ではないが、牛肉の味わいがあり後味が良いボリュームのあるハンバーグだった。1時間以上待っての食事だったが、一度は食べてみる価値があると思った。
翌日のお昼は、昔研究室旅行で訪れた「三島の鰻」を味わった。お店は違ったかもしれないが、美味しく頂いた。うな重は予想通り美味しく、白焼きは柔らかく、思っていた以上に美味しかった(30年前に訪れたのは、まさにこの桜家であることを後日確認した)。
帰りの海老名サービスエリアでは、二男に下り車線のサービスエリアへ行ってもらい「メロンパン」をたくさん買ってきてもらった。海産物のお土産も買っていたが、留守番させた家族へのお土産である。
おだやかな天気にも恵まれ、今まで味わったことのない伊豆旅行だった。二男との二人旅も初めてで楽しかったのだが、奴はどう思っているのだろう?
伊豆旅行の詳細(クリック)
2月9日
2月10日