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ボムちゃんとカイコ君

 今日は気軽な話題として、このホームページにも登場しているキャラクター「ボムちゃん:カイコの学名のボムビックスに由来」と「カイコ君」の思い出を紹介しようと思う。事情があって、旧名「シルクちゃん」は「ボムちゃん」へ改名した。

 このキャラクターは、私が口頭で伝えたイメージをプロのデザイナーがカンファレンスのポスター用に作ってくれたものである。この国際カンファレンスは2001年10月に、合宿形式で葉山で行われた。参加者全員の食費・滞在費を製薬会社が負担してくれ、さらに私には事務局長ということでメゾネットタイプの部屋を用意してくれた。たとえ家族全員で宿泊しても十分な広さであった。食事も毎食豪華で、こんな豪勢な学会参加は最初で最後であった。外国旅費も十分負担してくれたため海外の重鎮や新進気鋭の若手研究者を招待することができ、日本の若手研究者や学生にとって、とても刺激的だったと思う。当時学生として参加した人の中に今では第一線の昆虫研究者として活躍している人もいる。その人たちの名前を見つけては、私はうれしくなり、ひとりで喜んでいる。

 デザイナーからは2つのキャラクターの提案があり、ポスターには「ボムちゃん」を採用した。その時、製薬会社の担当者にこの2つのキャラクターの著作(使用)権を譲ってもらえないかとお願いした。デザイナーの方がすこし渋られたようだが、最終的に使用許可をもらった。以来、印刷したものを教授室に飾り、最近ではメールのプロフィールにも使っている。名前は最近命名(改名)した。

 教授になりたての頃の国際カンファレンスの思い出とともに、「ボムちゃん」と「カイコ君」が私の中にいる。

シルクちゃん(左)とカイコ君(右)
ボムちゃん(左)とカイコ君(右)
内藤カンファレンスの要旨集
(2001年10月開催)
内藤カンファレンス記念写真(2001年10月)
内藤カンファレンス記念写真(2001年10月)
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記事の執筆者と略歴

この記事の執筆者

片岡宏誌のホームページ 片岡 宏誌 農学博士
                                               
1981年 東京大学 農学部 農芸化学科 卒業
1983年東京大学 大学院農学系研究科 農芸化学専攻 修士課程 修了
1986年東京大学 大学院農学系研究科 農芸化学専攻 博士課程 修了(農学博士)
1986年 Sandoz Crop Protection 社 Zoecon Research Institute(アメリカ・カリフォルニア州)ポストドクトラルフェロー
1988年 日本学術振興会 特別研究員(東京大学)
1988年 東京大学 農学部 助手
1994年 東京大学 農学部 助教授
1999年 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授
2024年 東京大学 定年退職
2024年 東京大学 名誉教授

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