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まび蝶復活プロジェクト 2070 (2)

 「まび蝶復活プロジェクト 2070」のホームページ開設までには今しばらく時間がかかりそうなので、プロジェクトの「目標」と「基本的な考え方・特徴」、ならびに12月12日に地元の倉敷ケーブルテレビ(KCT)のニュース動画で取り上げてもらった「思い出とロマンを抱き まび蝶復活プロジェクト」を紹介する。サポーターになって頂ける方は、ビデオ中の「メールアドレス」もしくはこのホームページの「お問い合わせ」からお知らせ下さい。

まび蝶復活プロジェクト 2070

「50年後の子供達に昆虫観察や採集を楽しんでもらおう!」
 -僕たちが育ったあの自然の中で感じた 生きている感動を次の世代に-

目標:

  1. 「蝶の町 まび蝶(町)」を目指します。
  2. 50年後の子供達に昆虫観察や採集を楽しんでもらえるように、50年前(1970年代)の自然環境を取り戻します。
  3. 2018年の西日本豪雨で傷ついた真備町の自然環境を少しでも復活させ、将来の自然遺産を作ります。
  4. 蝶(昆虫)の観察や採集を目的に真備町を訪問する人が増えることを目指します。

基本的な考え方・特徴:

  1. 真備町内に生息している植物、昆虫の保護を目指します。
  2. 真備町内で絶滅しているものは、科学的根拠に基づいた専門家のアドバイスに従って、生態系を壊さないように他地域のものを移植して増殖を目指します。
  3. 自然環境に負荷をかけないように注意しながら、真備町内で観察・採集できる蝶(昆虫)の種と数を増やします。
  4. 万一、想定外の事態が生じることやプロジェクトが予定通りに進まない場合も、専門家のアドバイスに従って迅速に対処し、計画を躊躇なく変更することを常に考えてプロジェクトを進めます。
  5. 昆虫採集は自然破壊ではないかと言う人もいますが、海で釣りをするようなもので、子供が行うような採集は昆虫を減少・絶滅させることはありません。また、昆虫採集に熱中した子供の多くは自然に対する愛情を深く持ち、自然科学の道に進む人がたくさんいます。大人になったら次の世代の子供と一緒に昆虫採集をしたり、自然の写真撮影を趣味にしたり、環境保護活動に取り組む人が多いことから、子供の時に昆虫とふれあうことは自然保護や自然科学に関心を持つ人を育てるためにも大切だと考えます。
アサギマダラを初めて見た道後山高原(1969年頃)
アサギマダラを初めて見た道後山高原(1969年頃)
はとこと道後山高原にて(1969年頃)
はとこと道後山高原にて(1969年頃)
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記事の執筆者と略歴

この記事の執筆者

片岡宏誌のホームページ 片岡 宏誌                 東京大学名誉教授(農学博士)                
                                               
1981年 東京大学 農学部 農芸化学科 卒業
1983年東京大学 大学院農学系研究科 農芸化学専攻 修士課程 修了
1986年東京大学 大学院農学系研究科 農芸化学専攻 博士課程 修了(農学博士)
1986年 Sandoz Crop Protection 社 Zoecon Research Institute(アメリカ・カリフォルニア州)ポストドクトラルフェロー
1988年 日本学術振興会 特別研究員(東京大学)
1988年 東京大学 農学部 助手
1994年 東京大学 農学部 助教授
1999年 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授
2024年 東京大学 定年退職
2024年 東京大学 名誉教授

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