研究– category –
研究に関する様々な記事を掲載しています。
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退職して半年が経った
東京大学を退職して半年が経った。20日ほど前に、帰省した三男から「そろそろ退職後の生活に飽きてきたのではないか?」と聞かれたが、「ぜんぜん!」と答えた。勤務先に出勤しない日が半年も続くと、どうも普通の人は飽きるようだが、私はダラダラとし... -
研究試薬を信じられなくなる怖さ
長い間研究を行っていると、信じられないことに遭遇する。約10年前に、実験がうまく進まず、原因をいろいろと検討した結果、市販の実験試薬に問題があることが分かった。この事実は公表されていないので、昆虫研究の関係者には大切な情報かもしれない。 ... -
研究者に必要な資質とは(2)
ホームページの「その他->分析」の結果を見ていて、ある日の閲覧数が前日までの4倍くらいに急に増えていることに気づいた。私は、その日同級生へ「日本農学賞受賞のお祝いメッセージに対するお礼とともに、このホームページのことをLINEで伝えた」ため... -
恩師(鈴木昭憲先生)
これまでの記事でも何度か登場してもらっている東大の恩師、鈴木昭憲先生を今回は紹介したい。私の卒業論文から博士論文までの指導教官であり、研究室の助手として雇用してもらい研究者としての道を拓いてもらった恩師であり、恩人である。その鈴木先生... -
山陽新聞に日本農学賞の受賞記事が掲載されて
2024年5月11日に、地元の山陽新聞に「倉敷出身 片岡さんに日本農学賞 元東大教授、昆虫の成育 謎に迫る」の記事が掲載された。早朝7時に、内田君から小学校の同級生LINEで記事の写メが届いた。4月5日の授賞式当日に取材を受け、連休明けに掲載予定と聞... -
日本農学会大会(日本農学賞/読売農学賞 授賞式)
2024年4月5日に東京大学農学部弥生講堂で第95回日本農学会大会が開催され、日本農学賞/読売農学賞の授賞式が行われた。 授賞式と受賞講演、ならびにパネルディスカッション「農学の課題と展望2024 農学の芽を大きく育てるには」、夕刻には受賞祝賀会が...