片岡 宏誌– Author –
片岡 宏誌
様々な方の協力を得て、2023年10月に個人ホームページを開設することができました。
研究や自然について、サイエンティフィックなだけではなく、人間味あふれるエピソードを交えて紹介していくつもりです。
また、教育や時事問題についても個人的な意見を述べていきたいと思います。
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研究試薬を信じられなくなる怖さ
長い間研究を行っていると、信じられないことに遭遇する。約10年前に、実験がうまく進まず、原因をいろいろと検討した結果、市販の実験試薬に問題があることが分かった。この事実は公表されていないので、昆虫研究の関係者には大切な情報かもしれない。 ... -
研究者に必要な資質とは(2)
ホームページの「その他->分析」の結果を見ていて、ある日の閲覧数が前日までの4倍くらいに急に増えていることに気づいた。私は、その日同級生へ「日本農学賞受賞のお祝いメッセージに対するお礼とともに、このホームページのことをLINEで伝えた」ため... -
山椒にアゲハの幼虫が
三男がGW前にタケノコ採りに行き、朝どれタケノコを持って帰ってきた。GWで帰省した長男もまじえ、家族で竹の子ご飯や煮物を楽しんだ。 最後に「木の芽和え」を食べたくなり、妻が山椒を手に入れてきたのだが、その山椒にアゲハの幼虫が付いているのを... -
任意継続被保険者制度とマイナンバー保険証(2)
身近な人から「任意継続被保険者制度とマイナンバー保険証(1)」の記事は何を主張したいのかよく理解できない、との意見があった。実はこの記事は、メールのやりとりなどの経緯を含めて3倍以上の文章量だったが、できるだけ短かく、しかも不満(怒り)... -
恩師(鈴木昭憲先生)
これまでの記事でも何度か登場してもらっている東大の恩師、鈴木昭憲先生を今回は紹介したい。私の卒業論文から博士論文までの指導教官であり、研究室の助手として雇用してもらい研究者としての道を拓いてもらった恩師であり、恩人である。その鈴木先生... -
山陽新聞に日本農学賞の受賞記事が掲載されて
2024年5月11日に、地元の山陽新聞に「倉敷出身 片岡さんに日本農学賞 元東大教授、昆虫の成育 謎に迫る」の記事が掲載された。早朝7時に、内田君から小学校の同級生LINEで記事の写メが届いた。4月5日の授賞式当日に取材を受け、連休明けに掲載予定と聞...