片岡 宏誌– Author –
片岡 宏誌
様々な方の協力を得て、2023年10月に個人ホームページを開設することができました。
研究や自然について、サイエンティフィックなだけではなく、人間味あふれるエピソードを交えて紹介していくつもりです。
また、教育や時事問題についても個人的な意見を述べていきたいと思います。
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2024年を振り返り、2025年を迎えるにあたって
2024年も残り一週間になった。そこで、今年初めの「新年を迎えて」(2024年1月8日)に対する答え合わせをしてみようと思う。東京大学を離れて無所属、無職になった。退職後しばらくはいろいろなトラブルに見舞われたが、現在はほぼ解決して気楽な年金生... -
前胸腺抑制神経ペプチド(2)
2024年2月11日の「前胸腺抑制神経ペプチド(1)」で、前胸腺抑制神経ペプチド、ミオサプレッシンの発見について紹介した。最後に『「ミオサプレッシン構造決定後」と「ミオサプレッシン研究から派生した成果」について続編を書くことにする。』と書いて... -
まび蝶復活プロジェクト 2070 (2)
「まび蝶復活プロジェクト 2070」のホームページ開設までには今しばらく時間がかかりそうなので、プロジェクトの「目標」と「基本的な考え方・特徴」、ならびに12月12日に地元の倉敷ケーブルテレビ(KCT)のニュース動画で取り上げてもらった「思い出と... -
羽化ホルモン(EH)(2) - C末端までの構造決定 –
研究に関する記事を書こうとすると、事実に基づいてできるだけ正しく記述しようとするために、当時の論文を読み直すなどかなり手間がかかる。一方で、専門用語を使った難しい(ほとんどの人には理解できない)内容になるために、多くの方にはあまり興味... -
ひとりの東大教員の思い出と経験「挨拶文-2」
「2023年12月28日 先端生命科学専攻 教授懇談会」 教授懇談会への出席は今回を最後にしたいので、少しだけお話しさせて頂ければと思います。 教授懇談会は、専攻長経験者の会が前身であり、4人目の専攻長であったAA先生の時代に作ったと記憶しています... -
ひとりの東大教員の思い出と経験「挨拶文-1」
退職前後には挨拶をする機会が度々あった。小脳梗塞の後遺症のためか、突然失語症状態になり言葉が出なくなることがあるため、原稿を書いて読むことにしていた。折角書き残していたので、何かの参考になればと思いいくつか紹介する。 「2023年12月28日 ...