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片岡ひろしシリーズ「最終稿」

 このブログ「徒然なるままに」でも都議会議員選挙関連の記事(片岡ひろしシリーズ)を公開してきました。そのシリーズの「最終稿」として、選挙ドットコムで公開した最後の記事に少し手を加えたものをこちらにも掲載します。

 多額の公費を使った都議会議員選挙を候補者として経験させてもらいました。そのお礼のつもりで、落選後も選挙に関わることを中心にブログ記事を書き、選挙ドットコムのブログサイトで公開してきました。議会や行政の内部を知らないので、私見を述べたものであることはご理解ください。2025年12月末で「片岡ひろし後援会」を解散し、書類が受領された2026年2月末で政治活動を終了しました。政治・選挙活動費用は、個人献金と自分の小遣いで何とか賄えました。家計や老後資金に手を出さないで済みホッとしています。

 少し前に「教育としつけ」というブログ記事 を書きました。その後も考えていたのですが、子どもに「叱られることの大切さ」を教えてはいかがでしょうか?大学の研究室で危険な行為を見かけて叱ったら、逆に怒鳴られたことがありました。以来その学生にはできるだけ関わらないようにしました。本人のためにと思った行為をハラスメントだと訴えられることもあります。そうなることが面倒なので、問題を見ても叱らず放置するのが教員の防御方法になっているように感じます。私は大学院時代も研究室の教授や助手の先生から何度も叱られました。子どもの頃から叱られ慣れていたためか、自分の問題点を冷静に反省し大事な点は矯正したと本人は思っています。当然自分が考えていることは主張しました。その経験を元に学生を教育してきたつもりですが、最近はうまく関係を作ることができませんでした。私は小さい頃から叱られやすい性格だったお陰で、今に至るまでいろいろな方から叱られ、教育してもらえたと思っています。教え子を思い出すと、叱られることがうまい(きちんと問題点を直せる)学生は伸びたように思います。

 立会演説会の時だったと思います。中心となって支援活動をしてくれていた年下の女性メンバーから「自分から見ても 奥様は私たちにも気を使いながら粉骨砕身、先生のために選挙活動をされています。感謝の気持ちを伝えるべきです。何か考えていますか?」という趣旨の質問を会場で受けました。「選挙後の7月9日に大宮で行われる小田和正のライブチケットを2枚手に入れてあるので、一緒に行きたいと思っています」と答えました。会場は私が妻に対して心遣いできる良い夫だと感心したようで拍手をくれましたが、妻と質問者はあまり納得していない様子でした。実は 岡山の従姉妹から「手に入りにくい小田和正のチケットを2枚手に入れたが、自分はどうも行けそうにないので奥様と一緒に行ってみますか?」とその少し前に連絡があったことを妻は知っていました。というか、私が行きたかったので 既に妻を強引に誘ったという経緯がありました。あとで妻から 嫌みたっぷりに「この策士が」と言われました。質問者の女性は「そういうことではない。ちゃんと感謝の気持ちを口にしなさい」と叱りたかったのだと思います。具体的かつ現実的な答えをした私は、自分は政治家向きだと勝手に悦に入ってしまいました。妻への心からの感謝のつもりで、この話を書かせてもらいました。「またこの策士が」と今回も言われることでしょう。

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記事の執筆者と略歴

この記事の執筆者

片岡宏誌のホームページ 片岡 宏誌                 東京大学名誉教授(農学博士)                
                                               
1981年 東京大学 農学部 農芸化学科 卒業
1983年東京大学 大学院農学系研究科 農芸化学専攻 修士課程 修了
1986年東京大学 大学院農学系研究科 農芸化学専攻 博士課程 修了(農学博士)
1986年 Sandoz Crop Protection 社 Zoecon Research Institute(アメリカ・カリフォルニア州)ポストドクトラルフェロー
1988年 日本学術振興会 特別研究員(東京大学)
1988年 東京大学 農学部 助手
1994年 東京大学 農学部 助教授
1999年 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授
2024年 東京大学 定年退職
2024年 東京大学 名誉教授

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